ちんたら村 村長のブログ

村づくりのあらゆるプロセスを共有します

保育士として子どもと遊ぶ面白さ

 

こんばんは。ちんたら村の和志です。

 

台風は無事に回避できても

迫り来る気温の変化

 

冬将軍の足音がズンドコ聞こえてきております。

 

そんな冬将軍(秋将軍?笑)に対して

こちらもズンドコ足音を立てながら室内で踊って体を温めて寒さを克服できたら、、、なんて考えるくらい

 

早くも寒さにお手上げな生活が始まっております。(フル装備のコタツから抜け出せません)

 

そんな近況もさておき

 

村での活動を進めて2年半

 

『初めてお子さんを1日預かることができました。』やった!やった!

 

里山で子育てできる場所を作るんだー!

村を作るんだー!

 

と言いふらしていた時には

正直子どもを預かっている姿を

望んではいたけれども

 

全くイメージできていませんでした。

 

 

どんな形で保育がスタートできるんだろう??

子どもたちやお父さんお母さんたちとはどんな出会いなんだろう??

 

これから作る未来が未知すぎて

とてもワクワクしていたあのころが懐かしい

 

やっとこさ保育にこぎつけました。

 

村開始から初回だった今回の保育は

お子さんの様子や様々な状況を加味して

ご家庭に出向いてお家の中で保育をさせていただきました。

 

朝車でおうちに向かっている途中は

久しぶりの自分のフィールドでの仕事に

武者震いを少し感じていたほど

 

期待もあり、緊張もありな心持ち

 

実際にお子さんと一緒に遊びだすと

保育をしていたころの感覚が蘇ってきました。

 

目の前の子が

何を望んでいるのか

何をやりたいのか

どんな性格なのか

 

それを察知することに感覚を使い

 

ここかな?と思うところに一手をうっていく

 

遊びを引っ張らずに

引き出していく感覚

 

2歳の子と同じ目線に立てた時の喜び

そこから一緒に遊びを共有する楽しみ

 

一歩引いてその子の世界を壊さないように見守り観察する楽しみ

 

この子はこう考えているのかな?

遊びを引っ張りすぎていないかな?

この仕掛け方はどうだろう?

 

一語文のコミュニケーションをする人と

遊びを通してコミュニケーションを交わす面白さは

 

表情

声色

動き

ノンバーバルなコミュニケーションを交わす面白さ

 

保育士を経験した人じゃないとなかなか味わえないと思います。

 

前職では30人の子を1人で見ながら

自分の能力の範囲で出来る限り一人一人を把握して、その時できる援助をして過ごしていましたが、今回の相手は1人。

 

考察にも力が入ります。

次はこうしよう。そんな手応えがいくつもあってまた次遊ぶ日がとても楽しみになるのも保育の醍醐味。

 

好きな遊びの系統を掴んで

環境を作ってみて

 

そこで子どもが遊び出して

好きな遊びだからこそ、粘り強く遊びこむ姿を引き出せた時は心の中でガッツポーズ

 

 

やっぱり、僕は保育が大好きで

村で子どもを預かれるようにしたいと

あらためて強く思いました。

 

各年齢ごとや環境によって遊びの質が異なる

保育の世界

 

これからも探究したいなと思います。