ちんたら村 村長のブログ

村づくりのあらゆるプロセスを共有します

どんな仕事についても

 

今週は台風の後片付けにじっくり取り掛かっています。一人でゴミと格闘していると変な遊びばかり思いつきます。どうもちんたら村の和志です。

 

村人の生活風景をsumikaのMASICという歌に合わせてコミカルなイメージビデオを撮りたいなぁと妄想していて、音楽に合わせてジャグリングしたりしてゴミの整理をしています。意外と楽しい。

 

 

 

そんな訳で、軽トラに飛んでしまった小屋の残骸を積んでは災害ゴミの置き場にピストンしております。

 

f:id:chintarakazushi:20191031192248j:image

 

県道には秋の空と野花たちがゆらゆらひゅーひゅーしていて心地よいのですが、ゴミの片付けをそんな気持ちで取りかかれているのには、一つ大きな理由がありました。

 

それは、災害ゴミ回収スタッフの方々がゴミを引き渡すときに気持ちの良いくらい手伝ってくれること

 

毎日毎日大量に運ばれてくるゴミと格闘するスタッフの方々。

f:id:chintarakazushi:20191031192312j:image
f:id:chintarakazushi:20191031192314j:image
f:id:chintarakazushi:20191031192309j:image

 

布のついてるソファーなどの家具は布と木材を分けたり、運んできた人たちが大変そうにゴミを荷台から下ろしていたら手伝ったり、

可燃、不燃、瓦礫、家具、瓦、木材、アルミ、鉄材品と別けて捨てなきゃいけないのですが、たまに間違えて捨ててく人がいたりで、丁寧に仕分けをしてくれています。

 

僕がやってる小屋の解体と撤収も結構はてしないのですが、ゴミ回収の仕事はそれの何百倍もはてしないのですが、大変なことは顔色に出さず気持ちよく働いている方々を見て、

 

あぁ仕事って何をやるかじゃないなぁ

どんな心持ちでやるかだなぁ、、、と思うのでした。

 

子どもと関わる保育士という仕事に僕は誇りを持っていましたが、どんな仕事でも、周りの誰かの心を浮き上がらせることはできるんだなぁと考えました。

 

これから自分がどんな仕事をしていくのかは分かりませんが、あのゴミ回収のスタッフの方々みたいに働きたいなぁと思います。

 

 

しかし、本当にゴミの数と言ったら、、、

人はこんなにも資源を独占しているんだと驚きです。必要ないものは買わない、所有しない。

土に帰るもので今後の暮らしを作っていこうと改めて考えさせられます。

 

 

まだまだ災害の後片付けは続きますが

焦ってせかせかやるより、ちんたらやってて心に余裕がある方が、学びが多いと感じます。

 

ちんたら村から、どんな仕事についても、でしたー