ちんたら村 村長のブログ

村づくりのあらゆるプロセスを共有します

僕ら若者がやるべきことは「自分を知ること」だ

どうも。ちんたら村の和志です。

 

今回のブログの内容は

僕ら若者がやるべきことは「焦ること」じゃない。

「いろんなことに手を出すこと」でもない。

 

「自分を知ること」

 

そのために時間を使うことが大事だと

 

自分に言い聞かせる内容となっております。

 

人生の先輩方

もし文章を読んだ後に

もっとこうしたらいいよ。ということがあったらコメントでもなんでも教えてもらえると嬉しいです。

 

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入院5日目。

自動で起きあがらせてくれるベット。時間になると運ばれてくる美味しいご飯。

手をかざせば出てくる水と、いつでも心地よい空調。

 

そんな楽園生活を続けている中で、ふつふつと湧き上がる気持ち。それは

 

不安と焦燥感

 

facebookで友人ががんばっている様子を見つけて

心がざわつく。

 

youtubeで同い年がバズってる。

 

俺もがんばりたい。と思う。

しかし、自分の左手は今後数ヶ月まともに動かせない。

 

村とは打って変わる便利な入院暮らしが、より一層不安を煽ってくる中

 

ここ数年、度重なるアクシデントに襲われてメンタルが鍛えられた僕は

こんなことを考えるようになった。

 

「なんやかんや思って考えても

自分にできることは多くない。」

 

保育士をしているときに経験した。

色弱の自分の眼じゃ、子どもの顔が赤くなっていることに気づけない。

 

怪我の程度をちゃんと把握できない保育士じゃ

怪我に最善の注意をし中谷いけない今の社会の中じゃ

保育士は向いてない。

 

次にやってみた農業でもわかった。

子どもの顔色だけじゃなく、野菜の色の変化にも気づけない。

色の変化に気づけない人が

自信を持って野菜を育てるのは難しい。

 

そんな僕なので

 

できることはできるし

できないことはできないのである。

 

もしこの指が治ってまたギターを弾いて歌ったって

どこかの有名歌手見たく1曲歌って

誰かのテンションをぶち上げる事なんてできないし

 

病院の看護師さんみたいに沢山のタスクを処理することも苦手。

できないことが沢山なのである。

自分には向いていないと「知れた」のである。

 

反対に自分に向いていることはなんなのか

保育士をしている中で、「子どもや保護者から気を許してもらいやすい」

という傾向があることは分かった。

 

それは今村づくりをしていて

いろんな人に助けてもらってる中で

とても自分の大きな強みになってると思う。

 

保育や教育、経済、暮らしといった分野に対して

保育者としての視点、農業者としての視点、田舎暮らしをするものの視点

自給自足をするものの視点

 

それらの経験を生かした、自分なりの視点を持っていることも知っている。

 

これからも続けていく村づくりだが、

その中でも、「何が」自分に向いているのかは

 

今でもさして分かっていないのである。

 

でも、村にお客さんが来てくれて

ちょっとしたおもてなしを喜んでくれたり

 

一緒に畑や水路を作って、村の活用を豊かにしていったり

 

分からない問いを語ったり

作業の合間に話したり

食卓を囲む中で議論するのはとっても「楽しい」ということを知った。

 

お客さんも喜んでくれることを知った。

 

この社会の中において、自分のどんなところが

価値として認めてもらえて

どうやったら

みじかな人の為になれる自分でいれるのかは

 

探し続けるしかない。

 

だからこそ、「自分を知ること」に時間を使っていきたい。

 

本来であれば学童期にそういったことは終わらせたかったが

まだまだ足りてないので今やるしかないのである。

 

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僕ら若者がやるべきことは「焦ること」じゃない。

「いろんなことに手を出すこと」でもない。

 

「自分を知ること」

 

何もやらなくてもいいのです。

ぐうたらしてもいいのです。

ちんたらしてもいいのです。

肩肘張って頑張ってみてもいいのです。

いろんなことに手を出してみてもいいのです。

 

しかし、一番大切なのは

「自分を知ること」

 

もし、

自分の気持ちよりも何か別のことを優先することが多い人は

 

自分の気持ちを見ようとしないと見れなくなってる。

知ろうとしないと知れなくなっているかも知れません

 

僕もそうでした。

 

様々な経験の中から生まれる思考や感情を

自分なりの行動に昇華して

また一歩時間を重ねていく。

 

 

ちんたらちんたらしたいのが自分の性分

 

そうやって育ってもいいんだよと

未来の子どもたちに伝えたいので

ちんたらちんたら自分と向き合おうと思います。

 

1ヶ月ご

自分は何をやってるかな?

 

それも楽しみな未来です。