ちんたら村 村長のブログ

村づくりのあらゆるプロセスを共有します

美しいと感じたのです。

 

先日のブログを読んでくださった皆様

いつも応援してくださる皆様

ありがとうございます。

 

怪我をしたことについて発信するかどうか迷ったのですが、昔の友人から連絡がきたりといろんな人から励まされたりと僕としては発信してよかったなぁと、、、

 

みなさんから頂ける

心配の声や応援の声のおかげで

また一つ前に進む勇気を頂いております。

 

僕が活動を続ける中で皆様に良きエネルギーを還元できるようにがんばりたいと思います。

本当に感謝

 

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さて、今回は怪我をしてから

毎朝起きるたびに

「本当に手術をしていいのか?」

という心の奥底から湧き出る問いについて

 

少し消化できたので文章に起こしたいと思います。

この文章が誰かの前に進む、

もしくは後ろを振り返るきっかけになると

いいなと思って書きます。

 

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「美しいと感じたのです。」

 

ある家族の生き方を美しいと感じた。

 

徳島県の山の中に住む

7人と数匹の動物と暮らす家族。

 

子どもたちは逞しく、

親たちはもっと逞しい

 

三歳の末っ子ちゃんは

シャツだけを身につけてちんちん丸出しで

過ごしていて

金玉をマダニに数回喰われていても

へっちゃら、たまにおしっこをちびる

 

五歳の長女ちゃんは

僕がそのご家族がやっているゲストハウスに泊まりに行った時に一番最初に出迎えてくれて

「お兄ちゃん!今日泊まる人???」とキラキラした笑顔で犬の散歩をしながら出迎えてくれた。

 

その家族は自給自足をしていた。

 

そして、自分たちの生き方について

日々考えながら生きていた。

 

なにが子どもたちにとって一番良いのだろうか

自分たちにとって何が一番良いのだろうか

未来のことを考えて、どんな暮らしをしたらいいのだろうか

 

衣食住

 

働き方

 

子育て

 

人間関係

 

全て手作りの生活と

その家庭の文化を見て

安心感と暖かみを強く感じた。

 

自分もこんな風に生きたいなぁと

 

印象に残っているエピソードが1つ

●自然分娩

 

これらに直面した時の夫婦の決断

 

自給自足をしながら5人のお子さんを出産をしていた。

 

病院に行くと様々な薬を勧められたが

「絶対に変な薬を使わずに自然に産みたい」

という思いから、自宅出産、自然分娩を診てくれる産婆さんを探し、

 

「出産にリスクがあっても

死を否定することは生きることを否定すること」

という生への強い思いを持って家庭を営んでいた。

 

 

生きる信念があり

そして、それを誇示するわけでもなく

 

「なにが正解か分からないけど、

自分たちで考えてこんな風に生きているんだ」

と穏やかに笑いながら話すご家族に触れて

 

美しいと

感じたのです。

 

刹那的な今を生き続ける姿

死生観の揺るがなさ

 

自分もこうやって生きていこうと憧れた。

今も憧れている。

 

美しい生き方だと思ったんです。

 

しかし、

 

僕の信念は

自給自足をすることだけではない

医療を受けないことではない

 

「出会った人達と

喜怒哀楽を共にして助け合って生きていくこと」

 

これだけは守りたい

 

むしろそれだけ守れればいい

 

美しく生きたい。そう思う。

 

でも、自分の思う美しさと

出会った人達と喜怒哀楽を共にして助け合って生きていくことは

 

別の話

 

プライドや憧れはそっと片隅に置いて

手術と入院を受け入れようと思います。

 

 

よ〜く考えたら

そのご家族は東洋医学を沢山学んでいたから

そういう決断をできたのです。

 

僕は医学をま〜たく知らないから

人様の助けになるしかないのです。

 

勉強不足ただそれだけ

 

それでも、、、

 

美しいと感じる生き方をしている人に

ちゃんとこの生で出会えたんだ。

 

この気持ちは大事だと思うんです。

 

26日から入院して27日に手術をして

その後経過をみて退院する予定で

8月1.2日に参加したい研修があるので、

それに出られるといいなぁとか思うくらいには軽傷だと勝手に思ってます。

 

8月も村に来る人を受け入れれたらいいなぁ、、、