ちんたら村 村長のブログ

村づくりのあらゆるプロセスを共有します

人が育つために必要なこと

 

みなさん

おはようございます、こんにちは、こんばんは

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ちんたら村の和志です。今日はニュースを見ていて衝撃だったことがあり、思わずブログに書きたいことができました。

人が育つために必要なこと

大それた題名ではありますが、丁寧に書けたらなと思います。僕が書いたことがそれに値するとは全く思いませんが、今の考えをしっかりまとめられたらなと思います。

 

それでは真面目な内容ですがどうぞお付き合いください。

 

人が育つためには、「自分で考えること」が必要不可欠だと私は思います。また考えるだけでは物足りなくてそこに「行動」があり、そして「失敗体験」もしくは「成功体験」そしてその次に「反省と振り返り」があってまた「自分で考えること」に戻ってくる。

その繰り返しを積み重ねることで人が育っていくのだと私は思います。

 

言葉では簡単ですが、これが現実の世界で考えていくと結構、生々しく、複雑で、色々なリスクを伴うことだとも思います。

 

例えば、僕自身を例にあげると

①「自分で考えること」

子どもたちが育つ環境を作る、そこに関わるものとして、幼稚園などの仕組みの中では今の日本の教育の仕組みに子どもを送り出すことになる。幼児期に僕が思う一番質の高い保育環境を実現したとしても、小学校に行くとその子は不登校になってしまう可能性がある。なのでその子らしさを大事に育てた先に、幸せがある保育、教育、そして子育て環境を作りたい。と考え

 

②「行動」

幼稚園や保育園ではない仕組みで子育てや保育、教育ができる仕組みを作るために

「退職」そして「転職」をした。

 

③「失敗体験」or「成功体験」

これから沢山積んでいきたい成長の糧

 

④「反省と振り返り」

幼稚園、保育園という仕組みの中で、自分の思いを実現するために、自分自身をもっと鍛え上げ、辛抱強く向き合い、同じ職場の中で仲間を作り、仲間とともに行動を起こして、環境を変えて行くこともできたんじゃないのか。辛抱が足りなかったのではないか。ただ自分は変えられない現実から、自分の力の無さから逃げただけじゃないのか。などそんなことも考えた。しかし、自分は行動をしたからこそ出会えた仲間がいて、支えてくれる方々がいて、応援してくれる方々がいる。過去の自分に「もっとこうしておけば良かったんじゃないか?」と言うことができる。その「もっとこうしておけば、、、」をこれからの自分に活かせばいいのではないか。と考えている。

 

⑤「自分で考えること」

自分の周りにいる人の中で、同じような思いを持つ人と繋がり、共感の輪を広げることで一つのコミュニティを作る。そして「子どもたちのために大人ができること」を共に考え、行動に移すことができる仲間を増やしていきたい。そのために、そんな人たちが集まれる場作りが必要で、凝り固まったコミュニティではなく、色々な要素が入ってくる場づくり、「こうあるべき」ではなく「こうしたいよね」というコミュニティを作っていく。面白おかしくそして楽しく。そのために必要なことは自分の実践。ちんたら村に向かって行動することがコミュニティを作る一つの方法。

 

そしてまた新しい行動に移っていきます。

また失敗もあるし成功もあるかもしれません。その時に僕はきっと学ぶんだと思います。学んだ後、行動が変わり、成長して行く。

 

なぜこんなことを書いたのかというと、未就学児の子どもに向けて、小学校に入る前に「こうしたらいい」「こうすると先生に気に入ってもらえる」などのハウツー本が世間で注目を浴びていて、売上もとても伸びているそうです。

子どもが育つ上で必要なことは先ほども述べた「自分で考え、行動し、体験をつみ、反省振り返りを経て、考えまた行動する」が大切だと思うのだが、

ハウツー本の中では「自分で考える」が抜け落ちており、それで成功したとしてもそれは「偽物の成功」で「先生に気に入られること」や「小学校に問題なく通える」ことが成功とされる、大人からのものさしを子どもに当てはめているようにしか見えないのです。

 

人間は動物の中で一番未熟に生まれる生き物。生まれ落ちた瞬間に立つこともできなければ、息をすることすらできない動物です。そんな動物がなぜ地球の中で一番進化を遂げた動物になっているのか。それは、適応能力がとてもとても高いからです。

もっとも未熟に生まれながらも人は様々な環境に適応して行くのです。そこには自分の本能や考えから行動、体験、振り返りが自然に行われているのです。

 

その営みをお金の悪い流れ、世間の不安や心配の波が「考えなくさせる仕組み」をどんどん作り上げている。

 

一人ひとりに自発的に考えるポイントもタイミングも違う。子どもの時期こそ、自分で考え〜の流れをたくさん必要としている時期です。失敗を積み重ねたらいい、成功に酔いしれればいい、そして全部ひっくるめてその人らしい大人になって行くのだから

 

しかし、ハウツー本に頼るしかないくらい、子育てに不安や心配が強い気持ちもとても分かります。だからこそ保育士という保育の専門家が、保護者と対話をし、一緒に子育てをする仲間として関わることが必要だと強く感じます。

 

ちんたら村は、「誰もが幸せな子育てができる村」

それを作るためにはもっともっと僕自身行動を起こして、たくさんの経験を積む必要があります。

フンドシを締め直し、頭に鉢巻を巻いて、猛スピードでアクションを起こして行く必要がありますね!

いやー本当に衝撃的なニュースでした。

 

以上、人が育つために必要なこと

でした。今回の記事は少し表現が強目だったのですが、あくまでもひよっこの一考えですので、お許しください。