ちんたら村 村長のブログ

村づくりのあらゆるプロセスを共有します

悲しみに寄り添うには

 

 

 

こんばんは!ちんたらむらの和志です!

 

今日は朝から田んぼの稲を鹿に食べられないように柵作りをしてました。柵で囲うのもこれで3箇所目。

f:id:chintarakazushi:20190722184414j:image

 

少しでも農業から離れてると体力も落ちますね、、笑

五月に1週間田んぼの手植えで培った持久力も何処へやら。朝7時半から作り始めてヒーヒー言いながら夕方の4時に作り終えました笑!

 

鹿達よもうここの稲は食わせない。

他を当たってくれ。

 

ということで今回は

 

悲しみに寄り添うには

 

というテーマで書きたいと思います^_^!

最後までお付き合い頂けると嬉しいです!

 

始まり始まり〜

 

えー。私ごとですが、

七月始めに身内の不幸がありまして、

僕にとって人生で初めての

身近な人の死でした。

 

しかし、職場の上司からは

落ち着くまでゆっくりお休み。

と大変有り難いことにを休みを頂けたので、

家族と葬儀のことも含めてじっくり考えられる時間を過ごしていたのでした。

 

そのゆっくりした時間はとても悲しく、辛い時間だったのですが、その中で

 

悲しい時✖️ちんたらした時間

というテーマで

気晴らしですが考えていたのです。

 

もう、海外に放浪しちゃおうかな、、、

とか

しばらく仕事は辞めようかな、、、

とか時間を貰えるならこうしようかな、、、

ということを考えて、悲しい気持ちも時間が忘れさせてくれる。悲しい時にちんたらした時間が必要???

 

とか少し現実逃避気味に考えていたのです。

しかし、いやーそのちんたらは

あんまり好きじゃないなぁ

なんて考えたりしてて

 

そんなこんなでも時間は過ぎていきます。

 

10日間ほど仕事を休んでいたのですが、

家族のこと、葬儀のことで

終日ドタバタしていました。

車の運転や、祖父母、両親、その他関係者と話し合う時間

忙しくしてる中、気がついたのが

 

あぁ、、、消費行動が増えている、、、

ということです。

 

食事は自分で作る気力もないので

ほぼ外食

 

実家には訳あって帰りたくなかったので

泊まるところも

安い宿やネットカフェ

 

服もこんなに外泊をすると思ってなかったので少量しか持っていなかったことから

買ってしまっていました。

 

あぁ、、、消費行動が嫌で

千葉で自給自足の生活を始めたのに、

ショックやストレスのせいで

また都会で消費行動してるよ、、、

と思いながらも仕方なく腹が減って食う飯は

外食

 

しかし、そんな中でも気づきがありました。

 

近所のおばちゃんが、

ご飯でも作ろうか??と優しく声をかけてくれたこと

 

友達が一緒にご飯を食べてくれたり

電話をしてくれたり

一緒に時間を過ごしてくれたこと

 

おばあちゃんが、自分も辛い中でも

ご飯を作ってくれたこと

 

本当に嬉しかったです。

 

あぁこれだ。。。自分も身近な人が悲しんでいる時に、そんな時って

ご飯も作れないし、

洗濯もできなかったり、

誰かに会いにいく気力がなかったり

しますよね。

 

そんな時に

ご飯を作って持っていったり

外に連れ出したり

洗濯や掃除みたいな日常生活の些細な手伝いをしたり

そういうことをしてあげられる人間になりたい

 

そんな風に思ったのです。

 

しかし、それをやるには日常や生活

仕事にある程度のゆとりがないとできません。

 

せかせか忙しく社会の波に流されていると

大切な人が悲しい中

必死にいきている背中を支えることすら

できないこともあってしまいます。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ちんたらむらでは

村民の誰かが不幸に襲われた時に

助け合える村コミュニティを作りたいなぁと

つくづく思いました。

 

ちんたらした暮らしは

心と身体にゆとりをもたらします。

 

ちんたら

という言葉には

人がついのめり込んで行動してしまう。

そんな意味があると僕は考えているのですが、

 

困っている人がいる。自分の損得感情ではなく

つい手を差し伸べようとする。

そんな姿もちんたらした人ができる姿なのではないでしょうか。

 

昔の村コミュニティでは

当たり前のようにそれをしていました。

 

しかし、今の地域コミュニティや資本主義の中ではそこまでのことは難しく思います。

 

今回の経験から

ちんたらむらで作りたい世界がより具体的になりました。

 

乳幼少期から

楽しさも悲しさも

自分からつい、のめり込んで行動して遊んで

失敗も成功も、自分の物差しで感じで考えて

様々な経験をして育つと

きっと誰かの悲しみに寄り添える人に育つのではないでしょうか。

 

ちんたら育つ

ちんたら生きることが

 

悲しみに寄り添える要素の一つなのかもしれません。

 

10日間もお休みを頂けたこと

本当に感謝です。。。

時間はお金に変えられません

 

大事な人と、大切な時を過ごすこと

なかなかできることではありません。

 

本当に感謝です!

色々な方法で僕を支えてくださった方々

本当にありがとうございました。

 

僕もちんたらむら作りを通して

皆さんから頂いた恩を返せるように

ちんたら顔晴って行きたいと思います🙇‍♀️

 

悲しみに寄り添うには

 

でした〜