ちんたらとうたん⇆せいたんひっち旅0days#1 [千葉から長崎へ]
4月
『旅がしたい』
そんなことを考えながら畑を耕していた。
公共交通機関を使うのではなく、自分の力で旅をしたい。学生の頃に楽しんでいた旅。
あの有限だが長い長い時間があった学生時代
宮城県気仙沼市と南三陸町の海岸線を毎日20キロ、ロードバイクで走っていた日々を思い出す。気仙沼、南三陸町、岩手の釜石の仮設住宅を訪れて周る旅。あぁ懐かしい。
しかし学生が終わってからは旅といえるものは、、、なかなかできなかった。
きっかけはゲストハウス「Hostel KIKO」のオーナー勝水与茶(よちゃさん)から「一緒に映画を見ない?」と誘われてラウンジで見た
「In to the Wild」という映画
これから自分はどんな人生を歩むのだろうか
3月
普通の働き方から大きく外れる選択をし、新生活が目前に迫っていた自分には、漠然とした感情が見え隠れしていたように思う。
映画では
現金と車を持ってアメリカを旅していた主人公
あるきっかけにより、持っている現金を全て燃やし、車のナンバーを外して捨て(自分の消息が辿られないように)そして、自分の名前すらも捨てて
広く果てしないフリーウェイを歩いていく。
あぁ、!、ぼくも旅がしたい。
いや、、、必ずしよう。
と心に誓う
主人公の生き方から何かヒントを貰ったような心持ちだった。
オーナーのよちゃさんとはその後、仙台を出る前にお互いのこれからの話をして、
2027年8月に一緒に世界を旅する約束をした。お互い家族を連れて、、、
そんな約束をして、旅への気持ちは
さらに大きくなっていった。
しかし、
直ぐにはまとまった時間が取れるわけもなく、3月29日まで仙台にて残り仕事をし、
3月30日からは千葉の新しい環境で
挨拶回りに行き、引っ越しなどを終えて、
4月1日からは畑仕事にむかった。
しかし、
そんな畑仕事の中でも
旅がしたかったぼくは、ちんたら村作りの相方、原田智広(ともくん)が世界一周の旅をした時のブログを見てみたくなった。
案の定そのブログにも、
徒歩で旅をしたり、ヒッチハイクをしたり、移動方法の中で、様々な人に会い、人の優しさを受け取っている、心を動かされる体験をしている彼の文章を読んで、ますます
旅がしたい!
と気持ちが高ぶる
https://ryugaku-gear.com/2017/07/tomohiro-harada/22872
そしてこんどは、原チャリで一年間日本を旅している藤原匠平くんがちんたら村を訪れてくれた。
もう、なんだ、なんなんだ、なんで自分の周りには楽しそうな旅をしている人がこうも誘惑をしてくるんだ。行きたすぎる!!!
となっていた。
いつかは、いつかは行くぞ、、、!
いつだろうか、、、!
しかし、チャンスは突然降ってきた
本来は仕事のはずだったGW
畑仕事に勤しむつもりでスケジュールを立てていたが、居候先の理事長から
「GWは俺の家族が泊まりにくるんだけど、
部屋数がどうも足りなくなりそうなんだ。
カズ、GWは休みをやるから何処かに行ってこい」
急遽10日の休みを貰えることになった。
これは!!!旅に出るしかない!!!
4月29日
京都に行くことは決まっていた。
しかしその後の7日間はフリーである。
ということで
「西日本を旅しよう」
僕の中で久々の旅にふつふつと、気持ちが高ぶり、どこに行くか決める楽しい楽しい
日々が始まった。
今回の旅道はこちら今は
最後の目的地長崎の五島列島の1つ
宇久島に向かうフェリーの中
旅行記は今日から随時更新していきます。
どこに行くことに決めたのかは
次の0days#2で