ちんたら村 村長のブログ

村づくりのあらゆるプロセスを共有します

ちんたらすることと僕が絵本を作ること

 

みなさんおはようございます、こんにちは、こんばんは、ちんたら村の和志です。

 

いやー今日は大学のお世話になった先生に挨拶に行き

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大学の先輩とそのお母さんが始めた

MAMAGOTO HOUSEに泊まりに来ていて

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様々な人から密度の濃いお話が聞けて、ブログに書きたいことが山ほど過ぎて、頭がクラクラしています、、、が!

気合いを入れて書きたいと思います!!

ちんたらすることと僕が絵本を作ること

始まり始まり

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ちんたら村の名前に込められた思い

それはちんたらすることはとても大切なこと

です!そのまんまやないかーい!

って思われますよね笑笑

これじゃ説明になってないので

 

今日MAMAGOTO HOUSEのお母さんのあつママから素敵な話が聞けたのでそれを交えてちんたらすることがなぜ大切なのか

伝えていきたいと思います。

 

あつママは還暦を迎えて、仕事をしながらシェアハウスの住人の朝晩のご飯の支度もしています。朝早くに仕事に行く住人のために、朝ごはんを作り、自分も仕事に行き、夜遅く帰ってくる住人のために晩御飯を作る

宿泊客にも沢山のもてなしをして下さいます。

とても素敵なお母さんです。

 

しかし、友人からこう言われたそうです。

「あんたなんでそんなことしてるの!せっかく還暦になっていい年になって穏やかに過ごせるのにそんな大変なことをして!」

僕が「いや、それでもあつママとっても素敵です!」と言うとお母さんは言います。「でもね結構周りにはそう言われるのよ」と、

でもお母さんはこうも言います

でも私は幸せよー^_^ 

確かに大変だけど、こんな幸せはないわ、と

 

本人にとっては自分で選んだ心から自分がやりたくて楽しくって夢中になってやってること

ですが、少し周りの流れから、世間の流れから

違うことをすると周りは、なんでそんなことするの?と思います。思うだけならいいのですが

否定的な言葉を時には投げかけることもあります。

そして、もう一つエピソード

これは僕が1歳の子の食事の面倒を見ている時のことです。その子はめちゃくちゃ食べることが好きで、いつもいつも普通の子より長い時間をかけてご飯を食べていました。

随分ゆっくり食べるなぁと

思っていたら、食べ方を見ていて、その子が煮物を食べている時に一つ気がつきました。

レンコンを一つ食べるとよく口の中で噛んで

ごっくんとすると

次はキャベツを口に入れまたよく噛んで

ごっくん

次はこんにゃくだけを口に入れてごっくん

僕が試しにキャベツとコンニャクをセットで

口に運んでみると、口を横むすびにして

イヤイヤをしました。そしてまたレンコンー

キャベツーキャベツーこんにゃくーと一つ一つ口の中で食感を楽しんでいたのです。

 

あ、この子は今楽しいんだと、やっと僕は気がつきました。なんでこの子こんなに食べるのに時間がかかるんだろう?少し急かしたくなる気持ちがあったのも確かですが、それに気がつくとそう言えば、自分も小さい頃、たくあんの丸い部分から噛んでいってら口の中で歯型を沢山つけて、その食感とそこから出てくる味を楽しんで惜しみながらごっくんしてたなぁと思い出しました。

 

僕がちんたらすることが大切だと考えているのは周りが見てどうかではなく、その人が目の前のことに夢中になっていて周りからしたら、ちんたらしているように見えることでも、その人にとってはその瞬間がどれほど大事な時間なのか、その大事な時間を大切にできる環境を作りたい。

ちんたらすることは確かに広辞苑で調べると

やる気がなくのろのろと行う様

と書かれていますが周りから見てやる気がないの=その人にとってやる気がないことではないと僕は思います。

 

こどもを見ていても本当にそう思います。

こどもは自分にとって必要なことを一生懸命やっています。今を生きています。それを守れる村、それがちんたら村のちんたらに込められた思いです。

 

僕の姉は今、家でちんたらしてます。自分と向き合い家族と向き合いなんとかしようと今を生きています。家で引きこもっている人がのろのろとしてやる気のない様というのなら、僕はちんたらしているという概念を変えて

いやーちんたらしてるなー!!!と褒め言葉で使えるちんたらに変えてやりたいです

そして僕は今仲間と絵本を作っています。

ちんたら村のチンとタラ

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これは僕が仲間と夢中になってやりたいことです。

少し話が変わりますが保育業界は行政からのお金で経営をしています。これから保育料無償化が進みますます親から直接お金が届くのではなく、行政から降りてくるお金で経営をしていくことだと思います。少ない給料で保育士は働きます。十分ではない環境で保育士は働き

こどもはその環境で育ちます。

文句ばかり言っていては意味がない。環境を嘆いていても始まらない。自分たちで資金をつくり、ちんたら村を作ること。それが絵本を通してやりたいことです。

 

2020年春の出版に向けてちんたらちんたらやってくぞー!!という気持ちであります!

また思いだけの文章になってしまった、、笑

明日は別のことを書きますね!笑

 

読んでくださりありがとうございます!

 

ちんたら村動画upしてます!

↓ よかってら見てね^_^!

https://youtu.be/VyZOVkB6kXk